私だけ!?知らなかった!自分の家の設備

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新築マンションに引っ越してきて、2年と数カ月が過ぎました。

マンション暮らしは初めてではないため、自分の知っている範囲のことが「当たり前」だと思っていました。もともと「知ってること」「当たり前のこと」なのだから、マニュアルをしっかり読まずにいました。

そうしたら、自分の部屋の設備について今更ながらようやく気が付いたこと、教えてもらって知ったこと等、すぐには気が付かなかったことがいくつかありました。今回、なかなか気が付かなかった自分の部屋の設備についてまとめてみました。

【無水両面】焼きグリルがあるなんて!

魚焼きグリルといえば、「受け皿に水を入れて焼くのが当たり前」だと信じ切っていました。まさか「水なし」のものが存在するなんて夢にも思いません。当然のように今まで2年間、ずっとグリル受け皿に水を入れて魚を焼いていました

片面焼きしか使用したことはありませんでしたが、「両面焼き」のグリルが存在していることは辛うじて知っていました。

先月、ネットでなんとなく「魚焼きグリル」を検索していたところ、「無水グリル」という言葉に偶然目が留まりました。

「無水?そんな便利なものがあるんだ。いいなー」

「ん?我が家のグリルは、まさか水なしってあり得る?」

マニュアルを確認したところ、うちの魚焼きグリルは「水なし、両面」の無水両面焼きグリルであることが判明!

びっくりです。今まで2年強もの間、ずっと水を入れ続けていたのです。しかも、無水グリルの場合、むしろ水は入れてはダメのようです。

しかしです。入居して早いうちに、ちゃんとグリルのマニュアルは見ました。マニュアルを見てもなお「水なし」ということには全く気が付いていませんでした。

よくよく見るとマニュアルには、「無水」ということがさりげなく、とても機械的に書いてあるだけです。

私のように「水なし」の存在すら知らない人には、もっとはっきり書いてくれないと「水がいらない」、「むしろ水を入れてはダメ」ということになかなか気が付けません。マニュアルの表紙には

「魚焼きグリルに水はいらない!!」

と大きくはっきりと書いてくれればいいのにと思います。

トイレに【フィルター】なんてあったの?

温水便座のトイレはずっと前からあります。トイレの使用方法なんて当然知っています。初めて使う機能が付いていたとしても、見たらだいたい使い方は分かります。知っているのだから、マニュアルを見ようという発想は初めからありません。

「トイレの脱臭フィルター」の存在を知ったのは、入居して間もない頃に行われたデベロッパー主催の「お掃除のコツ教室」のようなイベントに参加したから。マンションのロビーでいくつかの掃除のコツを教えてもらったのですが、その時に

「トイレの脱臭フィルターを掃除してますか?」と問われ、初めて存在を知りました。

自室に戻ってから慌ててトイレのマニュアルを確認しました。

脱臭フィルター

脱臭フィルターは、月1くらいでお掃除しないとすぐにホコリが溜まります。ついつい掃除し忘れてしまうと写真のような状態に・・・

紙粉が飛散しやすいトイレットペーパーを使用している時の方が、フィルターにホコリが溜まりやすいような気がします。

また、マニュアルには脱臭フィルターのこと以外にも、ウォッシュレット本体と便器の隙間の掃除方法停電時に手動で水を流す方法など、いろんなことが書いてあります。

「たかがトイレのマニュアルなんて」と思わず、ちゃんと読むべきものでした。

浴槽のそばに付いている【取っ手】は?

浴槽のそばに付いている「取っ手」。これは取っ手(手すり)なのか、何なのか?

取っ手

手すりにしては、作りが丈夫そうには見えません。何のためか分からず、ずっと謎でした。

唯一、ジャバ(風呂釜用洗剤)を使用するためにシャワーで浴槽に水を溜めたい。そんなときには便利に使えるので、一人で勝手に「シャワーで浴槽に水を溜める時のためのもの」だと思っていました。

取っ手シャワー

謎の取っ手だと思いながら2年経ち、ようやく検索してみると「シャワーホースフック」というものだと判明。シャワーホースが邪魔になる場合に使用する物だそうです。

うちのシャワーは高さが自由に変えられるので、正直シャワーホースが邪魔になることはありません。シャワーヘッドを低い位置で使用した場合でも、邪魔というほどでもないです。

むしろ、このフックをピカピカに磨いておくほうが面倒なので、正直ないほうがありがたいですが、とりあえずジャバする時だけはまた使用すると思います。

ちなみに、浴室メーカーの「お手入れガイド」(全50ページ)は入居当時から何度か目を通していました。そこにこのフックが出てこないので、何だか分からず謎だと思っていました。

しかし今回、同じメーカーの「取扱説明書」(全70ページ)の方をよく見るとフックのことが書いてありました。

「お手入れガイドだけ読んでちゃダメなの??」

「お手入れガイドだけで既に50ページもあるのに?」

「でも、取扱説明書には知らないことがもっと書いてあるのかも!」

取扱説明書にもとりあえず目を通そうかと思います。

玄関ドアにも【フィルター】があるの?

このことは以前書いたので割愛しますが、まさか玄関ドアにもフィルターがあるとは思っておらず、びっくりしました。

「玄関のドアが重い」「開かない」「開きにくい」原因の一つは室内と室外の差圧。この差圧を解消してくれる「差圧解消」「通風機能」が付いたマンションの玄関ドアがあります。この玄関ドアのメリット・デメリットについて考えます。

ドアのフィルターは入居から1年後に偶然何気なくマニュアルを見ていて気が付きました。1年も放置していたので、油でギトギトで、いろいろなゴミまみれで掃除が大変でした。

トイレの【吊戸棚】

これも以前書いたので割愛しますが、吊戸棚の無駄に縦長いスペースが何なのかずっと謎でした。

トイレの吊戸棚は高いところにある上、便器が邪魔になってうまく近づけず、奥の方の物は取り出しにくいですよね。うちの吊戸棚には、やけに縦長のスペースがあり、「棚板があればもっと便利なのに」と常々思っていました。新築マンション購入後の定期点検で、遂に担当者に聞いてみて理由が判明しました。

縦長なので使いづらく、もしかしたら棚板の置き忘れかなとも思っていたのですが、結局、定期点検の際にデベロッパーの人に聞いてみたところ、12ロールのトイレットペーパーを袋のまま入れるスペースでした。

戸棚については、収納家具屋さんや建具屋さんの取扱説明書が手元にありますが、メンテナンス方法が書いてあるくらいで、使用方法などの記載はありません。よって誰かが教えてくれないと分からない人には分からないのです。

デベロッパーにお願いしたい!知ってることはとにかく何でも教えてほしい!

まとめ

新築マンションに入居すると、部屋に各メーカーのマニュアルの束が分厚いホルダーに入って置いてあります。私は他の人よりマニュアルに目を通しているほうなのでは、と自分では思っています。

しかし、それでも見落としがあったりしますし、隅から隅まで読んだというわけでもありません。だからか、入居して2年も経つのに今更ながらに気が付いて驚くことがあるのです。

きっとこれからも

「こんな使い方知らなかった!」

など、まだ発見できていないことがあるのでは、と思っています。

各メーカーのマニュアルの他に、デベロッパーが作成した薄めの「簡易マニュアル」というものもあります。せめてその簡易マニュアルには、部屋の全フィルターの位置が網羅されていてくれたらいいのに、と思います。



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