【トイレの吊戸棚】縦長の空間は何のため?

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ほとんどのマンションに設置されているであろうトイレの吊戸棚。うちのマンションのトイレタンクの上部にも吊戸棚が標準で設置されています。

トイレの吊戸棚は高い位置にある上、便器が邪魔になってうまく近づけず、奥のほうの物は取り出しにくいですよね。

そんなトイレの吊戸棚ですが、入居当初から「使いづらい」以外の疑問がありました。

疑問その① 大地震で吊戸棚から物が落ちてこないか

うちのトイレの吊戸棚には耐震ラッチ(地震の揺れなどを感知して、扉を自動的にロックしてくれる装置)が標準では設置されていません。洗面化粧室も同様に設置されておらず、キッチンの吊戸棚にだけ設置されています。

なぜ全ての吊戸棚に耐震ラッチを標準で設置してくれていないの?

疑問というよりはもはや心の叫びです。

今からでも業者さんに頼んで、棚の内側に耐震ラッチを設置してもらうことは可能ですが、わざわざ感があり、あまり乗り気にはなれません。

この耐震ラッチのない状態で、トイレ滞在中に大地震に遭遇したら、吊戸棚から洗剤やスプレーなどが落ちてきて、痛い目にあいそうです。

とりあえず、少しでも落ちてこないようにと、ゴム製の滑り止めマットを敷いていますが、どれだけの効果があるかは不明です。

マンションによってはリネン庫にまで耐震ラッチが設置されているところもあるようなので、羨ましい限りです。耐震ラッチは全ての吊戸棚に標準で付いておいてほしい設備です。

疑問その② 片方の棚だけ棚板がないのは何故?

うちの吊戸棚は左右2つに遮られているのですが、なぜか右側にだけ棚板がなく、縦に長い作りとなっています。

吊戸棚

棚板がないと縦長すぎて、物を入れても上半分は空間として空いてしまいます。物を積み上げて使用するにも、高いところなので手が届きにくく不便です。棚板があった方が断然使いやすく、収納力もアップします

棚板を乗せるダボ穴も開いています。

ダボ穴

ダボ穴もあるのになぜ棚板がないのか、もしかしたら棚板を乗せ忘れたのか?

不思議にそして不便に思いながら、入居から2年近くが経過しました。

そして、2年目の定期点検(アフターサービス)の際に、遂に(ついでに)販売会社の担当者に聞いてみました。

すると、これは「12ロール入りトイレットペーパーを袋のまま収納するスペース」だということでした!

遂に2年越しの謎が判明しました!

「なるほど」と感心しつつ、

「そんなの言ってくれなきゃ分からない!!」

という思いの方が勝ります。

おまけに、私は12ロール入りは買いません。1.5倍巻き2倍巻きのトイレットペーパーをメインに使用しているので、1パック4ロールや6ロール入りです。

「12ロール入るスペースなんて必要ない、棚板の方がいい!!」

自分で「棚になるようなもの」を置いて、上下2段使いにすることは可能ですが、地震で「棚になるようなもの」自体が落下してきても怖いので、不必要なものは置きたくありません。

棚板がない疑問は解消されましたが、縦長収納ではスペースが勿体ないことに変わりはないので残念です。

そして、この「棚板がない理由」のように、「言ってくれなきゃ分からない!!前もって教えて!」というようなことが、この部屋のどこかにきっとまだあるのでは?と思います。


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