「世の中にはフィルターが多すぎる!」と思いませんか?
私は激しくそう思います。
もともと「フィルターは多い」と思っていましたが、2年前に新築マンションに引っ越したことによって、ますますフィルターが増えたので参りました。
「数カ月放置してOKなフィルター」や
「フィルター掃除ではなく使い捨てタイプのフィルター」
ならまだいいのです。
1カ月に一度程度は掃除が必要なフィルターが結構あります。掃除が必要なフィルターはホコリが溜まるタイプが多いので、ほぼホコリとの闘いです。
Contents
マンションの設備に付属しているフィルター
24時間換気システム(室内排気口)
24時間換気システムに連動している排気口です。
我が家の場合、トイレと洗面化粧室の天井に設置されいるのですが、とにかくすぐにホコリが溜まります。
※天井部分に設置されています。
「月に1度を目安として清掃してください」と書かれていますが、1カ月を待たずともホコリが溜まり、黒いフィルターは真っ白になります。
ちなみに、デベロッパーの人に、
「このフィルターにホコリが溜まっていると、部屋のホコリも溜まる」
「室内のホコリが増えたなと思ったら、このフィルターにホコリが溜まっていないか確認したほうがよい」
と教えてもらいました。
冬場は特に室内のホコリに悩まされているので、排気口のフィルターもマメに掃除しています。掃除機で吸い取れるので清掃はラクですが面倒ではあります。
24時間換気システム(給気口)
24時間換気システムに連動している給気口です。各部屋に設置されています。
入居した時には、月に一度掃除が必要なタイプの不織布のフィルターが設置されていた。毎月中性洗剤で洗っていたのですが、毎回洗うたびに水が真っ黒になり、かなり汚れていました。
今は、水洗い出来ない使い捨てタイプのフィルターを使用しています。不織布タイプと比べて割高になりますが、6カ月間洗わないでいいのはメリット大です。性能も使い捨てタイプのほうがいいので、買わない理由がありません。
メーカーのホームページを見るまで、使い捨てタイプの存在すら知らなかったので、もっと早くにホームページを確認すればよかったと思います。
ミストサウナ付き浴室洗濯乾燥機
浴室のフィルター掃除は1カ月に一度程度です。掃除機で吸い取れますが、水洗いしたほうがホコリが取れやすいので、水洗いも結構します。
ミストサウナはかなりの頻度で使用しているのですが、
「今日はミストがいつもより熱い!」「ミストの温度が低い」
と感じる時は、たいていフィルターにホコリが溜まっています。フィルター掃除の大切さを感じています。
玄関ドア
まさか玄関ドアにまでフィルターが設置されているとは!
通風装置付きの玄関ドアなのでフィルターがあるのですが、掃除は少なくとも6カ月に1~2回するようにと説明書には書かれています。
清掃の頻度が高くない点はよいのですが、玄関ドアのフィルターは細長いので(70センチくらいはある!)洗いにくいのが難点です。
レンジフードファン
レンジフードファンにガラス繊維のフィルターを付けています。標準ではこのフィルターは設置されておらず、オプションでフィルターと取付用の枠を購入。
「少しでもファンの掃除が楽になれば」くらいの軽い気持ちで取り付けたのですが、このガラス繊維フィルターはとても優秀で、購入してとてもよかったと大満足。ファンが汚れません。油受けがファンのそばに付いているのですが、そこにも全く油が溜まりません。
なぜ標準設置ではなくオプションなのか謎でしたが、「レンジフードファンの機能が低下する」「モーターに負荷がかかる」ということでフィルター使用を希望しない人もいるようです。
フィルター交換は2~3カ月に一度必要ですが、ファン掃除の手間を考えるとガラス繊維フィルターはやめられません。
電動給気シャッター
我が家の場合、レンジフードファンを使用すると、この電動給気シャッターが自動的に開き、ビュンビュンと風を取り込みます。その風が直接肌に当たるのでとても寒い代物です。
その電動給気シャッターには不織布のフィルターが付いています。約2カ月に一度はホコリを掃除機で吸い取るか、ぬるま湯で洗う必要があります。
「不織布で本当に花粉やPM2.5をブロックしてくれてるの?」
ととても疑問なので、定期アフターサービスの際にデベロッパーの人にもっと性能のよいフィルターを取り付けることが出来ないのか聞いてみました。残念ながら、そのようなフィルターはないそうです。
しかし、サイズさえ合えば純正でなくてもよく、ホームセンターなどで購入した製品で大丈夫ということを教えてくれたので、とりあえず聞いてみてよかったです。
トイレの脱臭フィルター
トイレの脱臭フィルターはついつい清掃を忘れがちになってしまっているのですが、ホコリが溜まりやすい場所です。
掃除機だけではうまくホコリが取れないのが難点・・・
家電のフィルター
空気清浄機
冬はすぐにホコリが溜まります。しかも、1つの空気清浄機に集塵フィルター、脱臭フィルター、前フィルター、パネルといくつもフィルターがあるので面倒です。
「フィルターをもっとまとめて!」
と思いますが、最新の製品ならもっとラクなのでしょうか・・
エアコン
自動お掃除機能付きのエアコンを設置しているので、清掃の頻度は高くないですが、全く掃除をしないでいいわけではないです。季節の変わり目にパネルを開けてみると、ダストボックスに大量のホコリが溜まっています。
掃除機(ダイソン)
ダイソンの掃除機にはフィルターがあり、説明書には月に一度は水洗いするように書かれています。
水洗いすること自体は大したことないのですが、なかなか乾かないのが問題です。説明書には24時間以上乾かすように書かれています。
コードレス掃除機は便利なので、1日に何度も使用しています。24時間も乾かしている場合ではありません。フィルターは滅多に洗わず使用し続けているのですが、どうやら目詰まりしたフィルターを使用し続けるとモーターに負荷がかかり、故障の原因になるようです。
これはマズいです。もう少し水洗いするようにしなくてはです。
ドラム式洗濯乾燥機
乾燥機のフィルターと排水フィルターがあります。
乾燥機のフィルターはそこそこ掃除するのですが、排水フィルターは面倒すぎて気が付いた時にしか清掃していません。
というのも、排水フィルターは不思議なくらいほとんどゴミが溜まらないのです。しかし、排水フィルターの奥にゴミが詰まっている場合もあるようなので、懐中電灯で照らして奥まで見たほうがいいようです。
タワー型扇風機
タワー型の扇風機には本体外側にフィルターがあります。フィルター掃除は掃除機で吸い込むだけなので簡単です。しかし、内部の掃除が出来ないのでタワー型掃除機には困っています。
最後に
いろいろな所にフィルターが設置されているので、つい清掃を忘れてしまいがちです。見えやすい場所にあるフィルターは、そこそこマメに掃除出来るのですが、見えない場所にあるものは存在すら忘れてしまいます。
フィルターが目詰まりすると製品の性能が低下するばかりか、故障の原因にもなり得るので厄介です。自動でホコリを排出してくれる画期的な機能を望みます!