2年目の定期アフターサービス(無料補修)が2カ月前に終了しました。この補修が最後の無料補修でした。
アフターサービスでは、不具合箇所を補修対応してもらえ、また、補修出来ない箇所は新品に取り替えてもらえたので、その時はそれなりに満足でした。
しかしです。今更どうしようもないのですが、
「修理をお願いするのを忘れてた!見落としていた!」
というのがチラホラ出てきています。特に、
「少し前からなんとなく気が付いていたのに結局放置してしまった!」
という箇所があり、若干(いや、かなり)悔しさが残ります。
今回はその悔やんでいる箇所についてです。
オプションで設置した設備
オプションで購入した設備についても保証期間が存在します。しかし、アフターサービスのように、「補修したい箇所はありますか?」「保証期間が迫ってますよ」といったアナウンスはありませんでした。
定期アフターサービスの修理依頼書には、「標準品のみ対象」といった記載は一切ないので、オプション品も記載してOKと思われます。(うちのマンションの場合)
所有者は、「これは標準品、これはオプション品」といちいち考えて生活しているわけではないでしょうから、これは当然といえば当然です。
私の場合、アップグレードした食洗機や、標準設備のキッチンカウンターの材質に合わせて設置した食器棚は「一見標準品のように見える」ので、私の中では「定期アフターサービスの対象品」という意識でした。
よって、オプションで設置した食器棚の不具合は、定期アフターサービスで修理してもらいました。
しかし、見るからに標準設備には見えないリビングボードや間接照明は、定期補修の対象という意識は薄く(保証期間が迫っているという意識もない)、うっかり不具合の修理を依頼するという意識が抜け落ちていました。
なんとなく、アフターサービスは「標準設備が対象」という意識に勝手になっていて、「オプション品」の補修をすっかり忘れていたのです。
ちなみに、うちのマンションの場合、オプションの保証期間はたいがいの物が2年間です。
よって、「2年目の定期アフターサービスが終了して2カ月過ぎた」イコール「オプションの保証期間も過ぎた」、ということになります。
リビングボードとエコカラットの隙間
リビングボードとエコカラットをオプションで同じ壁に設置しました。
リビングボードを先に壁に固定し、残った壁の部分にエコカラットを貼りました。
リビングボードとエコカラットの隙間には、充填材が入れてあるのですが、入居1~2カ月ほどで、その充填材が剥がれてきてしまいました。(割れ目が出来てしまった)
そこで、その時はすぐに充填材を入れ直してもらったのですが、ほどなくしてまた割れ目が出来てしまいました。
「充填材を入れ直しても、どうせまた割れてくるのでは?」
と思い、その後は放置していました。
※今現在の一番ひどい箇所の割れ目です。
どうせだったら保証期間が切れる前にもう一度充填材を入れ直してもらっておけばよかったと大後悔です。
充填材が割れていることの認識は十分あり、忘れてはいませんでした。
しかし、保証期間のことはすっかり忘れていました。せっかく定期アフターサービスがあったのだから、補修してほしい箇所はどこでもとにかく記載しておくべきでした。
壁一面の間接照明
オプションで、天井部分の壁一面に間接照明を取り付けています。
壁の端から端まで幕板を設置。その板の上に壁と同じクロスを貼り、LED間接照明を設置しています。
「間接照明のクロスのつなぎ目が目立つようになってきたな」
と少し前から思ってはいました。「クロスのつなぎ目は仕方がないかな」と。
最近よくよく見てみると、クロスのつなぎ目はありませんでした。しかし、幕板のつなぎ目があるようで、その板のつなぎ目部分が盛り上げってきており、真上のクロスにひび割れが出来ているようです。
このことに気が付いたのはつい最近で、保証期間の2年が少し過ぎてしまった後でした。
以前から「クロスのつなぎ目が目立つようになってきた」と思っていたものの、本当につなぎ目があるのか、一体どうなっているのかをしっかり確認していなかったことに後悔です。
比較的目立つ場所にひび割れが出来ているので、これ以上ひび割れが進むとますます目立ちそうで困りました。
標準設備の不具合
壁紙のひび割れ
上記の間接照明のクロス部分のひび割れを見つけた後、他の壁紙も気になってじっくり見ていると、リビングだけで他に2カ所のクロスのヒビ割れを見つけました。
クロスのつなぎ目が目立つようになるのは仕方ないような気がするのですが、ひび割れはショックです。
プロに補修してもらうのが一番ですが、DIYで補修することも出来るようなので、あまり目立つようになったら自分で修理してみたいと思います。
ドアのラッチ
ドアの開け閉めをする際に、出っ張ったり引っ込んだりする部分がラッチです。
このラッチのコーティングが一部剥がれてしまいました。
室内ドアを軽く閉める動作をすると、パタンと勝手に最後まで閉まってくれるのですが、ラッチの一部が剥がれてしまった為なのか、ラッチ部分でドアが止まってしまう時があります。その場合、最後は自分の手で押して閉めないといけません。
毎回ではないので、今のところ不便というほどではありません。
1年目の定期アフターサービスの時からラッチが剥がれてきていることは分かっていました。補修の依頼書には記入していなかったのですが(提出後に気が付いたから)、補修対応でやってきたベデロッパーの人に相談しました。その時は、
- 剥がれがひどくなかったこと
- もう1回アフターサービスが残っていたこと
から、「様子をみましょう」ということで話は終了しました。
もしかしたら、1年目のアフターサービスの時に依頼書にちゃんと記入していれば、補修対応してくれていたのかもしれません。「様子をみましょう」となった時も
「やっぱり依頼書に書かないと、突然修理はしてくれないんだな」
という印象でした。
そんなアフターサービスから1年が経った2年目のアフターサービス。今度こそ、しっかり依頼書に記入すべきだったのですが、すっかりドアのラッチのことは忘れ去っていました。
だから私が悪いのです。仕方ないのです。
だったらいっそ、ずっと忘れていたかったのですが、最近またドアの閉まりが悪い時があり、ドアのラッチが剥がれてきていることを思い出してしまいました。よりによって、最後のアフターサービスの後です。
「気になるところは、常日頃からメモを取っておかないといけない」と改めて思い知らされました。
最後に
我が家の2年目の定期点検は終わってしまったので、これからはもう無償で修理してもらうことは出来ません。
出来ないとなると、妙にいろいろな箇所が気になって、以前よりもじっくり部屋の中を観察してしまいます。今更手遅れなのに不思議です。
アフターサービスの前に不具合箇所がないか調べている時は、ちゃんとじっくり各部屋を見て回ったつもりでした。しかし、「面倒」だという気持ちも奥底に正直ありました。今となっては面倒がらずに、もっともっとしっかり見るべきだったと後悔です。そして、気が付いたことは随時記録を取っておくべきでした。
ちなみに、壁のひび割れをじっくり見るために脚立に乗ってみると、別の箇所の雑な施工に気が付いたりもしました。入居してもう2年も経つので、雑な施工は今更もういいのですが、万が一またマンションを購入する機会がある場合は、内覧会の時にもっとじっくり、脚立も使って部屋の隅々まで観察しなくては、と思いました。