「24時間換気システム」や「電動給気シャッター」など、屋外へ通じている給気口ってありますよね。
今回、その給気口の外側、つまり屋外側に設置してある室外給気口の掃除をしました。
※これです。
この屋外の給気口には防虫網が取り付けてあります。この防虫網にホコリが溜まるので、以前からとても気になっていました。そこで、時々、隙間から拭いていたのですがホコリはうまく取れません。
※ホコリがどんどん溜まります。
製造メーカーの取扱説明書からは、この「防虫ネットの掃除」についての記載は見つけられませんでした。
しかし、デベロッパーが作成した簡易マニュアルの中に、掃除についての記載があることに最近気が付きました。
室外給気口
外部ベントキャップに防虫網が取り付けてあるので、ビスを外して防虫網を取り出し、定期的に掃除してください。(月に1回程度)
「え?あの網って洗ったほうがいいんだ!」
出来れば洗いたかったので、目からウロコです。なんとなく、ビスは外してはいけないものだと勝手に思い込んでいました。
「ビスを外して、取り出して洗って」と書いてあるので、早速洗ってみることにしました。
しかし、「月1回洗うっていうのはまず無理だな・・・」
Contents
ステップ1 24時間換気の給気口を閉じる
防虫ネットなしで外からの空気は入れたくなかったので、室内側の給気口を念のため閉じました。
※出っ張っている部分を押して、給気口を閉じます
ステップ2 ビスを外して防虫網を取り出す
このビスを外す作業が一番面倒でした。小さい給気口で4個、大きい給気口で6個のビスが付いています。
我が家の場合、
小さい給気口: 4個 × 3箇所 = 12個のビス
大きい給気口: 6個 × 2箇所 = 12個のビス
計24個のビスの取り外しです。
我が家の電動ドライバーは電源がコンセントなので屋外での使用は出来ませんでしたが、電池式の電動ドライバーがあれば随分楽だと思います。
※網が取り外せました。
ステップ3 防虫網を洗って乾かす
意外と油っぽかったりするのかと思っていたのですが、水でササッと流すだけで汚れは落ちました。簡単に、そしてすぐに洗い終わります。
※ビフォーアフターです。すっかり綺麗になりました。
洗い終わったら拭いて、完全に乾くのを待ちます。
ステップ3 給気口の内部も拭いておく
給気口の内部は、ホコリや塵などで汚れています。室内側の給気口からは届かない部分を外から拭いておきます。
ステップ4 防虫網や蓋を元に戻す
防虫網や蓋を再度取り付けます。
この蓋は上下の向きがあるので、取り付けるときには注意が必要です。
ステップ5 給気口を開ける
最後に、給気口を再度開けます。この給気口を開ける作業はついつい忘れてしまいがちなので、必ず開けるよう注意が必要です。
まとめ
・室外給気口の防虫網に溜まるホコリが気になっていた人には朗報です。この防虫網は洗うことが出来ます。
・繊維で出来ているフィルターを洗うことに比べれば、水でササッと洗い流すだけで汚れは落ちるので、はるかに簡単に洗えて楽々です。
・しかし、ビスの数が多いので、ビスの取り付け、取り外しは面倒。(屋外で使用できる電動ドライバーがあればもっと楽に出来る)
・デベロッパー作成の簡易マニュアルによると、月に1回程度は掃除したほうがいいそうです。(月一で掃除したほうが良いほどは、ホコリは溜まらないと思うのですが)
防虫ネットに溜まるホコリがとても気になっていたので、今回洗うことが出来てスッキリしました。やる気にさえなれば、あまり時間はかからず掃除することが出来ます。
天気のいい日などに、のんびり屋外でビスの取り外しをしてみては如何でしょうか。