【24時間換気システム】フィルター交換してみた

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

換気して外気を取り入れる給気口ですが、「寒いから」と閉め切ったり、そもそもスイッチをオンにしていない、などではもったいない。

「24時間換気システム」はシックハウス症候群対策として、設置が義務付けられているので、設置してある物件に住んでいる人はとりあえず使用しましょう。

24時間換気システムは冬場は結構寒いですが、シックハウス対策で設置が義務化されています。設置されている物件に住んでいる人は、積極的に利用して健康ライフを維持しましょう。

フィルターは真っ黒に

しかし、24時間換気システムはただ放置しているだけではダメです。定期的なフィルター掃除が必要です。

入居時に設置してあったフィルターは、「不織布フィルター」(粗塵・花粉対策)でした。

フィルターの汚れ度合いは住んでいる環境により異なりますが、我が家の「不織布フィルター」は洗って1カ月も経てばかなり真っ黒です。

不織布フィルター

※洗っても2カ月弱の使用でフィルター。真っ黒です。洗うと随分マシにはなりますが、白くはなりません。

10回程度は洗って使用し続けたため、さすがにそろそろ買い替えます。

UNIX製「PRPシリーズ」

我が家の24時間換気システムは、UNIX製の樹脂製角形レジスター「PRPシリーズ」というものです。

「PRPシリーズ」のフィルターは2タイプあります。

不織布フィルター(粗塵・花粉対策)

我が家の入居時に設置してあったフィルターは、不織布フィルターでした。これは、「粗塵・花粉対策」のものです。

不織布なので、分厚めのフェルトのような素材です。この不織布フィルターは「水洗い可」で、定期的に洗って再利用するタイプです。

マニュアルには「水洗いは3~5回までとし、その後は新しいフィルターに交換してください。」と書いてありますので、長期間の使用はできません。

静電フィルター(花粉・PM2.5対策)

「静電フィルター」は「花粉・PM2.5対策」のものです。水洗いは不可で、使い捨てタイプのみとなります。(推奨期間6カ月)

静電フィルターを注文

不織布フィルターと比べて、静電フィルターはコストが上がりますが、

・洗濯の必要がない

・PM2.5に対応してい

とメリットも大きいので、今回静電フィルターを思い切って注文してみました。

予備を含めて大8個、小10個をまとめて注文したのですが、結構大きな箱で届きました。

UNIX静電フィルター

※UNIXの静電フィルター。予備のフィルターの保管場所に困っています。(収納はもうパンパン)

不織布フィルターと静電フィルターのサイズを比較

薄っぺらい不織布フィルターとは違い、静電フィルターは大きいです。

円の直径は同じくらいですが、厚みが大きく異なります。

・不織布フィルター: 厚さは1cmにも満たない7mm程度

・静電フィルター:大きいTF150の厚みは約8cm、小さいTF100は約7cm

フィルター比較

※並べて比べてみると、ずいぶん大きさが違うことが分かります。左が使用済の不織布フィルター、右が新品の静電フィルター。

素人目で見ても、大きさや構造の違いから、静電フィルターの方が明らかに性能のよさそうです。

静電フィルター大

※静電フィルター

フィルターを交換

24時間換気システムを停止

さて、フィルターを交換するにあたり、まず24時間換気を停止させる必要があります。

換気システムパネル

※我が家の製品の場合、 長押しすると、換気を停止させることが出来ます。

換気を停止させないと、フィルターがないまま風がびゅんびゅん室内に入ってきてしまいます。

室内給気口を取り外す

そして、壁についている給気口を両手で持ち、左方向へ回して手前に引き出します。

給気口

※これは、左に回した後です。

フィルターを外して、機構部などの汚れを拭き取る

引き抜いた後は、汚れているフィルターを外します。

フィルターを外した給気口(機構部)は、砂やホコリなどが付いているので汚れをふき取ります。

給気口取り出し

壁にぽっかり空いた給気口部分も砂やホコリが付いているので、汚れを拭き取ります。

給気口壁

この給気口の入口(ぽっかり空いている部分)は、フィルター掃除のたびに汚れを拭き取るようハウスメーカーにアドバイスされました。

稀にこの中が結露して、汚れた水が部屋の中に流れ出てくることがあるそうです。ただし、そういうことがある場合はたいてい給気口を閉め切っている部屋で起こるそうです。

もし、給気口の周りの壁(クロス)も汚れている場合は、一緒に掃除します。

新しいフィルターを取り付ける

機構部などの汚れを掃除したら、新しいフィルターを取り付けます。

フィルターの周り(円の周り)に隙間テープのようなふわふわしたものが張り付けてあるのでスムーズには入りませんが、隙間もしっかり埋めてくれるのでより安心です。

フィルター設置

機構部を給気口の穴に戻す

フィルターがしっかりはまったら、室内給気口の穴に機構部を戻します。

24時間換気システムを再開する

最後に、切っておいた24時間換気システムを再開するために、パネルのスイッチをオンにします。

この「スイッチをオンに戻す」というのを忘れたら大変です。我が家は2年間で3回オンにするのを忘れてしまいました。

オンにし忘れるとどうなるか・・・室内にいる分には全く気が付きません。換気の風が入ってきていないのですが、特に気が付きませんでした。

しかし、浴室は違いました。

浴室の使用後は、24時間換気システムのスイッチとは別にある「換気スイッチ」を毎回オンにして換気しています。24時間換気システムもオンにしている時は、朝になると浴室はカラカラに乾燥しています。

しかし、24時間換気システムをオンにし忘れた時は、「換気スイッチ」だけでは乾燥し切れず、浴室に水分が残っていて、赤カビが発生してしまいました。というのも、浴室は夜しか使用しないため、浴室が乾燥しきれていない事実になかなか気が付かず、24時間換気システムが切られたままになっているということにも気が付かなかったのです。

24時間換気システムのスイッチを入れるべき時に入れ忘れると、「スイッチを入れ忘れている」という事実になかなか気が付かないため、フィルター交換、掃除後は必ずスイッチをオンにする、ということを習慣にするようオススメいたします。


マンションランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする