我が家はリビング、寝室、玄関にエコカラットを入れています。
リビングはインテリアオプション会で契約し、寝室と玄関は入居前にリフォーム会社へお願いしました。
エコカラットとは(DIYしている人もいる)
エコカラットとはご存じの方も多いと思いますが、LIXILが販売しているタイル(壁)です。石のようなタイルで、貼るだけでお部屋がいっきに華やかになるため、とても人気があります。
後付けでお部屋の壁に貼ることが出来るので、新築マンションだけでなく、既に住んでいるお部屋にも貼ることが出来ます。
自分で貼っている人も多いようで、「エコカラット DIY」などで検索すると、貼り方が載っているサイトや動画などがたくさん出てきます。
LIXILがいう「エコカラットのメリット」
・調湿効果 -余分な湿気をたっぷり吸い取り、夏のジメジメや冬の結露対策になります。湿度を調節することで、ダニやカビを抑える効果もあるそうです。
・消臭効果 -生活臭を脱臭してくれます。
・有害物質対策 -空気中に漂う有害物質を吸着・低減してくれます。シックハウス対策にもなります。
これらがLIXILがうたっているメリットなのですが、実際はどうであったか。2年間エコカラットのある生活をして感じたことをまとめました。
メリット(私の体験談)
エコカラット最大のメリットは、お部屋の雰囲気がぐっと華やかになったということです。本当に見た目が素敵なので、2年経った今でもエコカラットを入れてよかったと思います。
特にリビングは、一日で一番長い時間過ごす場所なので、リビングに入れてよかったです。また廊下も、自宅へ入った時にまず目に入る場所なので、廊下に貼って大正解でした。
寝室にもエコカラットを入れたのですが、ほぼ寝るだけなので、エコカラットにはほとんど目が行きません。寝室にエコカラットを入れた理由は、北向きなので「調湿効果」を期待したからです。
では調湿効果はどうなのか?
正直、効果のほどは全く分かりません。エコカラットを入れている部屋もそうでない部屋も、夏はやはりジメジメします。そして、どの部屋も冬に結露になることはありません。
消臭効果は?
これも全く効果が感じられません。キッチンで料理をすれば、すぐそばリビング(エコカラットあり)もはやり食べ物の匂いで充満します。
玄関の廊下にエコカラットを貼っていますが、靴箱を開けばやはり臭います。(余ったエコカラットを靴箱にも入れてます)
寝室も臭いフリーになるわけではなりません。
有害物質は?
目に見えないので、有害物質対策になっているのか全く分かりません。
LIXILのいうメリットについては、残念ながら全く体感出来ないのですが、湿度も消臭も有害物質も、「エコカラットなし」よりはいいのかもしれません。
しかし、それでもエコカラットは導入してよかったと思えます。部屋にとてもいいアクセントになり、華やかさをもたらしてくれています。
デメリット(私の体験談)
エコカラットは、汚れが落ちにくいです。気を付けていても、少し汚れが付いてしまいましたが、我が家の場合はなんとか落ちました。
エコカラットは壁紙と違い、汚れをゴシゴシ気軽にこすり落とすことが出来ません。湿らせた綿棒などで、丁寧に汚れを取っていき、場合によっては漂白剤を綿棒でたたくように塗って汚れを落とします。
「汚れが落としにくい」ことは分かっているので、汚れないように(出来るだけ触らないように)していて、その「気遣い」が既にデメリットだとも思います。
また、固い物などによる衝撃に弱いので、壁紙のように気軽に扱えないのはデメリットだと思います。ちなみに、ちょっとしたキズの場合は、専用コーキング材兼補修材「カラットコーク」や市販のタッチペンで補修することができます。
その他、自分では穴をあけられないので、気軽に画鋲なのでポスターや写真などを貼ることは出来ませんし、時計などをかけるために釘を打つこともできません。施工業者さんに頼むことになります。
まとめ
・エコカラットは汚れが落ちにくい
・固いものによる衝撃に弱い(ちょっとしたキズは修復可)
・汚れないように、キズ付かないように気を遣って生活している
・穴があけられない
・調湿、消臭、有害物質対策は、実感がない
しかし、
・お部屋の印象がガラリと変わって、いいインパクトになる
ので、私はとても満足しています。