マンションへ引っ越しし、荷物の整理など大変な時期を乗り越え、やっと落ち着いた・・・
これからのんびりした生活が始まるのかと思ったら、意外と点検や修理などで作業員が部屋へ立ち入ることが多くて驚きました。
そのたびに自宅で待機しなくてはいけないので、時間的にも精神的にも憂鬱です。
我が家の場合、最初の1年で計8回ほど専用部分への立ち入り点検等がありました。
・定期アフターサービス2回(3カ月、1年)
・消防設備点検 2回
・排水管清掃 1回
・標準設備修理 1回
・オプション家具修理 2回
ちなみに、2年目では7回ほどでした。
・定期アフターサービス1回(2年)
・消防設備点検 2回
・排水管清掃 1回
・浄水器のメンテナンス 1回
・ガス点検 1回
・電気の点検 1回
Contents
定期アフターサービス
新築マンション引き渡し後、3カ月、1年、2年の計3回定期アフターサービスがあります。定期アフターサービスでは、不具合箇所を補修してくれます。
事前にアフターサービスの依頼書に不具合箇所を記入して提出。その箇所について補修してくれます。傷や汚れ、経年劣化、破損などはアフターサービスの対象外となると注意書きが書かれいます。
アフターサービス当日、数名のサービスマンが部屋へ入ってきて、同時に補修してくれます。あまり広くもない部屋に大人が5~6人くらいは入ってくるので、最初は驚きました。ただ、同時進行なので、補修のスピードは速く、ありがたいです。
ちなみに、話は逸れますが、3カ月のアフターサービスの際、
「これは私たちが付けた傷ではない(床、食器棚扉)」や
「これって破損??(破損かどうか自信がない)」
と思われるものも書いたところ、何も言わず補修してくれました。
とにかく気になる点はとりあえず書いておくことをお勧めします。また、破損かどうか自信がなかった箇所は、結局「破損」であったりもしました。内覧会の時には気が付かなかった傷も意外と多かった印象です。
消防設備点検
マンションでは年2回、消防設備点検があります。
消防設備点検では、消火器の設置、ガス警報器・火災警報器の非常ベル点検、避難ハッチの点検などがあります。
火災警報器の点検では、各部屋に立ち入っての点検となります。
避難ハッチは実際に開いてはしごを下ろします。
物件によるのかもしれませんが、我が家の場合、ガス・火災警報器・ハッチと同時進行で点検するので、3~4人のサービスマンが同時に立ち入ります。
排水管清掃
マンションの排水管清掃は法的点検ではないのですが、つまりや悪臭などのトラブルを避けるために、うちのマンションでは年1回実施されています。(新築マンションです)
マンションによっては2年に1回だったり、新築マンションは最初の数年は行わなかったりと、マンションによって清掃回数は異なるようです。
また、マンションにより、排水管清掃と消防設備点検を同日に行っているところもあるようです。
排水管清掃では、専用の高圧洗浄機を使用して、洗面、浴室、キッチン、洗濯パンの排水溝から高圧水を噴射させて、つまりや汚れを削ぎ落としています。
この排水管清掃は、「必ず受けるように」と実施案内には強めの口調で書かれています。
排水管はつながっているため、自分の部屋の排水管の詰まりが原因で、上階の部屋の排水溝があふれる恐れがあるからです。
作業の当日は数人が部屋へ入ってきて、廊下をビニールシートで養生し、廊下からつながっている長いホースを室内へ入れて、水圧洗浄してくれます。
その他
オプションでつけた設備の修理
オプションで設置した家具などに修理が必要な際は、サービスマンが定期アフターサービスのサービスマンと異なることがあるので、別に手配する必要があります。
定期アフターサービスの日取りに合わせて来てもらうことも出来るようですが、別の日となることもあります。
浄水器のメンテナンス
浄水器本体はシンクの下に収納するビルトイン型浄水器を使用しています。カートリッジの寿命は約1年ですので、毎年カートリッジの交換が必要です。
カートリッジの交換は、カートリッジのみを注文して自分で交換する「セルフメンテナンス」を選択することも出来きます。
しかし、水垢や赤カビなども心配なので、メーカーの作業員が訪問してカートリッジの交換から水栓のクリーニングなども行ってくれる「フルメンテナンス」を選択しています。
ガス設備定期保安点検
ガス会社による定期点検です。
これは、ガス事業法等に基づいての点検で、室内に立ち入ることがあります。我が家の場合、室内での点検がありましたが、調査対象のガス設備が屋内に設置されていない場合などは、屋外のみの点検になるようです。
屋内での点検時間は短いです。5分かからないくらいだったと思います。
面倒だと思っていましたが、なんとなく疑問に思っていたこともついでに質問ができてよかったです。
「元栓はいつ閉めるの?」
「シャワー中にお湯の温度が変化するんだけど・・・」など。
電気設備安全点検
法令により4年に一度、電気設備の点検が行われます。
室内に立ち入っている時間は5分かからないくらいのアッという間でしたが、分電盤の周りにいろいろ物を置いていたため、分電盤を開くのに少し手こずりました。
まとめ
専有部分への立ち入り回数は予想以上に多いと思います。新築の場合、定期アフターサービスもあるのでなおさらです。
一番気が重たいのはやはり定期アフターサービスではないでしょうか。
アフターサービスは2年で終わってしまうので、3年目からはもうありません。しかし、アフターサービスを除いても、我が家の場合、年4回は立ち入りがあることになりますので、やはり多いという印象です。
3年目の立ち入り回数(予想)
・浄水器のメンテナンス 1回
・消防設備点検 2回
・排水管清掃 1回